○○ the Dream
結構、唯と歩いた。
何も辺りにはなくて、暗かった。
そこに、少しから歩いてくる音が聞こえた。
ザッ…ザッ……
唯が握っていた手の力が強くなった。
『ヤダ……。何かきてる……。』
そっか。唯は視力がいいから、暗闇になれたら、そりゃみえてくるか。
「大丈夫。俺から離れるなよ。」
『う、うん……。』
足音が近づいてくる。
『まぢで近くにきてる……。』
「一体、何がきてんだ?」