双子様の恋愛
「あたし、疾風気に入った♪イケメンだし〜!!」

「咲樹菜さん…。」

「今いい顔してたよ♪奏汰さんもそう思ったんでしょ〜?」

「…まぁな…。」

「あ、奏汰が認めた。あたしも疾風くんイイ子だと思うなぁ♪」






咲樹菜さん、奏汰さん、楓さんはとりあえず大丈夫みたいだ。





あとは…弘夢さん。






「あの、弘夢さん。」

「あ?」

「俺って今まで超最低でした。私生活が…。でも莉乃にだけは本気です。自分でも驚くくらい。」






ホント、驚く。





こんな気持ちになったことなんて無かったんだから。




ってか、相手の親に会おうなんて今まで考えたこともなかった。






「…まぁ、いいんじゃねぇの?莉乃も遊ばなくなったし。一応認めてやるよ。」

「弘クン!!やった♪」

「ありがとうございます!!」





これで気兼ねは全くなしだな♪





俺ってよく自由人だとかズレてるだとか訳わかんないこと言われるけど、それくらい気にする。





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