双子様の恋愛
「いいの…?」

「俺が住み着けって言ったら住み着け!!」

「弘さん大好き!!」

「キモイ!!ってかいつから弘さん!?」





賑やかになったリビング。




莉乃をチラッと見たら、嬉しそうに笑ってて…。





もっとはやく挨拶に来れば良かったと思った。





「家が賑やかになるね、弘夢!!」

「咲樹菜、いいよな?」

「弘夢が言わなかったらあたしが言ってた。」

「ん。さすが咲樹菜!!」






咲樹菜さんにもありがとうございます。






「ははは疾風さん、良かったね!!」

「菜架ちゃん。」

「家に疾風さんが住むとか超嬉しい!!」

「來堵くん。」





最後まで見ててくれたんだ。





來堵くんも喜んでくれてるし。




菜架ちゃんも莉乃と笑いあってる。




俺だけ5歳も年上に見えない。




俺が一番ガキだ。





1人でいいなんて、やっぱり思えるはずなかったよ。




ありがとう、莉乃。





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