双子様の恋愛
スクープ
*莉乃




もうイヤ。




限界!!





「神楽チャンお願い!!」

「ダーメ!!」





だってもうホントにムリ!!




疾風とのこと隠すなんて…。





最初は莉乃が中学生だったから仕方ないけど、もう高校生。





それに、あたしはコソコソして疾風と付き合うのはもう限界。





だって悪いことしてるみたい…。





デートも行けないし、外に行くには別人ってくらい変装しなきゃだし…。






「なんでダメなの!?」

「今、グングン人気あがってるでしょ?なのに、年の差だと批判されるかもだし…。」

「そんなの莉乃のファンじゃない!!」

「ダメったらダメ!!」






神楽チャン頑固!!





ホントは疾風も公表したいんだよ?





莉乃のためになんも言わないけど…。






「神楽〜いるか?」

「あ、奏汰クン。」

「奏クン!!」

「莉乃〜♪」





奏クンなら、莉乃の味方になってくれるはず!!






「奏クン…莉乃、疾風とのこと公表したい!!」

「…。なんでだ?」





真面目な顔になった奏クン。





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