双子様の恋愛
「今日はぶっ通しテンション100だったな?」

「うん。下がんなかった〜。」

「莉乃パワーだな。」

「莉乃カワイイもん。」






今まで俺が付き合ってきたのとはタイプが違うけど…。





今の俺には、莉乃が一番魅力的でカワイイ。





完全に恋する男だよなー…。






「陽は彼女つくらないの?」

「出会いを待つのみ。」

「あっ…そ…。」






陽らしいね。




けど陽って俺よりはやく結婚しそう…。





まぁ、俺は相手が決まってるから安心だけど♪






しばらく陽と雑談してから、更衣室をあとにした。






久しぶりにテンション100で動き続けたからダルイ…。






「湿布貼ってくか?」

「いや、帰ってから莉乃にしてもらう…。」

「弘夢さん許すの?」

「無視するの。」

「ははっ!!」






俺は真っ直ぐ家に帰った。




「疾風おかえり!!」

「「疾風さん、おかえり。」」

「莉乃。來堵くん、菜架ちゃんも。今日はありがとね。」





莉乃のオデコにキスをして、みんなにお礼を言った。




みんな見慣れてて、弘さんでさえデコチューは何も言わない。





…菜架ちゃんはダメみたい。






「疾風さんのカッコイイとこ見れたから、逆にありがとうだし!!なぁ、菜架?」

「うううううん、そそうだね!!」

「そう?」

「そうだよ!!莉乃感動したもん!!」





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