双子様の恋愛
ん〜…。




やっぱ男子が少ない。





「あ。この学校いるじゃん。モデルとか役者とかうじゃうじゃ。男モデルスカウトしよっ!」

「で、でも、マサくんがあたし達への罰だって…。」

「それを見て見ぬフリしてたみんなも同罪♪」





まぁ、來堵が鬼会長ってのもあるんだけど…。




この際なんでもいいや。





「來堵と芽衣に聞いてみよっか?」

「うん!」

「じゃ、菜架リン來堵に連絡してみてね〜。」





莉乃は芽衣にかけます♪




芽衣なら多分大丈夫♪





電話をかけたらすぐ出た。






「もしもし。」

「芽衣?今大丈夫?」

「うん。」

「文化祭のショーなんだけどさ、菜架リンとテーマとか考えてたの。」

「そうなんだ。」

「でさ、絶対男モデルが足りないと思ったの。スカウトしていい?」

「莉乃に任せる〜。」

「了解♪じゃあ、頑張ってね〜。」






よし、クリア。




まぁ、予想通りの答えだったけど。





菜架リンはどうかな〜。



電話は終わってるみたい。





「どうだった?」

「『気付くの遅い!俺に全部やらせる気だったのか、アホ!』…だそうです…。」





彼女にいう言葉じゃないよ、來堵…!





まぁ、いいや。




さっそく校内探索。





これで時間潰れるし、作業も進むし〜♪





莉乃のひらめき勝ち!





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