双子様の恋愛
帰り道は、いつも指導する時や生徒会長の時みたいな鬼じゃなかった。




なんか優しかったから…調子狂うっ!!







「ここがあたしん家。」

「あっそ。じゃ。」

「あ、來堵!!」

「ん?」

「ああ、ありがとう!!」






あたしがそう言うと、若干赤くなったような?





気のせい?…ですよね。






「なぁ、菜架。」

「はい!?」

「お前さ、今みたいに笑えば絶対トップモデルになれるぞ。」






え…?




初めて誉められた!!





最後に笑った來堵の笑顔はやっぱりカワイイし、悩殺もん。





だけど…あたしはカッコよく見えてドキドキが止まらなかった。







來堵…ありがとう。







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