双子様の恋愛
◎來堵



出来れば妹と彼氏のそんな場面見たくなかった…。




まぁ、仲よさそうで何より。






俺は文化祭を最後までしっかりやった。





…まぁ、生徒会長だから居るしかなかっただけ。





菜架もいたから良いけど。






で、菜架の家で9時くらいまでいて、帰る途中に仕事の電話。





驚いたけどまぁ、仕事なら。






ささっと終わらせて帰宅したらあの現場。






…疾風さんの肉体美には憧れる。






「ねぇ、疾風さん。俺も筋肉つけたい。」

「モデルだから今のままでいいんじゃないの?」

「いや、奏汰とか琉くんとかもっとついてたし、俺もつけたい。男ですから。」

「おぉ~!莉乃!來堵くんマッチョにしていい?」

「やだ。來堵は今の來堵がいい!」

「はは、トレーニング仲間が出来ると思ったんだけどな。」






なんで莉乃に聞いたんだ!?



謎すぎるよ、疾風さん…。





まぁ、いいや。




莉乃がいないときにもっかい言うか。






< 217 / 425 >

この作品をシェア

pagetop