双子様の恋愛
*莉乃



「來堵、今頃菜架リンとラブラブ…?」





つまんなぁい…。





アドレス交換してから結構たつのになぁ…。





莉乃は白神さんの感覚が忘れられないでいる。





キスだけとかありえないから。






「コンビニ行ってこよ〜…。」






財布とケータイを持って、軽く変装をして外に出た。





コンビニで、飲み物とアイスを買って帰ろうとしたとき。






「莉乃!!」

「…白神…さん?」





なんでいますか?





家近いの?






「何しに来たんですか?」

「お誘い?大人の世界に。」






なにそれ。




ヤるのが目的ってことでしょ?






「アイス溶けちゃう。」

「じゃあ家に置いてきな?近いでしょ。」






覚えてたんだ…。




急いで家にアイスをしまって車に戻った。





「初対面じゃないから乗っていいよね?」

「俺大人だからね。」






会話になってない気もするけど。











着いた先は高級マンション。






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