双子様の恋愛
莉乃と疾風はちょっとラブラブすぎるだけだもん。





恥ずかしいことなんかしてないよー。







「疾風さんに限って誘惑されるなんてことありえねぇって。」

「やっぱり?」

「なんだよ、自信あんのかよ。」

「まぁね。」

「じゃあ聞くなって。」







そうだけどさ、気になるもんは気になるよね?







「ほら、はやく行かないと遅れる!出席はとれるとこで稼いどきな!」

「はーい。」

「おう。」

「おはよー。」

「楓チャン!!おはよ。」

「あ、もう学校?」

「うん。奏クンは?」

「まだ寝てた。」

「あのね、疾風がさっきまで出てたんだよ。」

「そうなの?」

「うん!」






あ、やばい、ほんとに遅れる。






「「行ってきまーす!」」





疾風のことだから、多分陽さんのとこだなー。






「ん?メール?」

『青木佐江よりやっぱ莉乃がいい。じゃ、陽のとこで、寝る』








ついにやけちゃった。





やっぱり、莉乃たちはラブラブだよね?





< 255 / 425 >

この作品をシェア

pagetop