双子様の恋愛
当然、莉乃に話が振られる可能性は高い。







「莉乃ちゃんはどうなの?重いの?」

「莉乃ですか?そうですね、本気で好きになったらめっちゃ重いかも!」

「そうなの?」

「だから疾風は大変だと思いますー。」

「ふつうに名前出しちゃったよ!」

「みなさん聞きたかったのかと思って!」

「ははは!ナイス判断!」







テレビだって、莉乃の思ったことを言う。





飾るのとか莉乃は向かないし。








「あっ、でも、莉乃よりもっと重い女いますよ!」

「友達?」

「全然!でもその人、相手が働いてる場所まで毎日行くみたいで。その前に相手の彼女から言われてんのにですよ。」

「それ重いってゆうかただのストーカーじゃ…」

「ストーカーじゃない!」







自分のことだって気づいてたんですかー?






でもさ、そんな風に言っちゃうとさ?







「え、青木さん同じことしてんの!?」

「え?あっ、いや…!」

「青木さんのイメージが変わるな!」

「だからっ」







ふっ、ざまぁみろ!





何回でも言ってやるよ!!






そんな感じで収録は終わった。





帰り際ににらまれたけど知らなーい。





挨拶や着替えを済ませてテレビ局をでた。





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