双子様の恋愛
旅行
*莉乃






ことの発端は奏クンの一言。





「そういやさぁ、旅行全然行ってないな。よし、行く。」








奏クンの言葉は絶対。








それにお祭りずきの神楽チャンが乗ったらあっという間に決定事項。







無理矢理仕事を調節されてる。








疾風の休みにあわせた日を休みにするため、詰め込まれた仕事。







死にものぐるいでこなす。









「莉乃大丈夫?」

「大丈夫だよ、疾風と旅行行くためだもん!!」







そしてようやく旅行の日。






でも疲れは取れてません…。








「莉乃、肩貸す。寝たら?」

「ん、ありがと、疾風。」








疾風の肩に寄りかかって、別荘に着くまで仮眠をとった。







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