双子様の恋愛
「疾風ー。」

「ん、今行く。」

「莉乃より俺たちと交流深めろや。」

「洸輔クンたちには渡さないから!!」

「はは、俺モテ期?」

「疾風さん、そこ?」

「え?」






無理矢理疾風を奪い返して洸輔クンたちから離れた。








全く…洸輔クンも郁クンもいい歳して元気すぎるんだから!








奏クンや弘クンはもう見慣れてるし、琉クンは興味ないみたい。








まぁ、とにかく疾風は莉乃が独占するんだもん。










「莉乃ー。」

「なにー?疾風テンション高いの?」








くっついてくる疾風がカワイイ。






いつもは莉乃が甘えてるもんね。







「すっげ高い。まじ楽しいから。」

「よかったね!」

「莉乃がいなかったらこんなことありえないけど。」

「そうかな。」

「なにも知らないままだった。」

「なんか疾風おかしいよー?」

「だからテンション高いんだって。」 







すごく幸せ。





この幸せがずっと続きますようにって願う前に、疾風とはずっと一緒だって確信してるから願う意味がないね。






やっぱり、洸輔クンたちから死守しなきゃ。






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