双子様の恋愛
*疾風





5時になり、弘さんたちのとこに行くと、大量の酒の缶。







しかも空き缶。







大人チームはもう飲んでたみたいだ。







俺も混ざろっかなー。







洸輔さんや郁さんに気に入られて嬉しかった。








「飲んできていい?」

「ほどほどにね?」

「わかった。弘さーん。」

「おっ、疾風か。飲めよ!」

「飲む!」







家族旅行なんて一生俺にはないと思ってた。





だから、こんな暖かい場所にいるのがすごく嬉しい。






それをくれたのは他の誰でもない莉乃。







だから、夜もいちゃいちゃしたいので言いつけ守って酒はほどほどに。








「疾風、楽しいか?」

「楽しい!」

「お前ガキみたいだな!」

「初めていわれた。」

「まじ?お前俺のガキみたいなもんだろ?」

「ちょっ、ここで泣かせる気?弘さん…!」

「きもっ。」






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