双子様の恋愛
*疾風




「ふぅ。」






最近来れてなかった施設にきた。






施設のガキは近寄ってくる。








「疾風兄ちゃん、どうしたの?」

「んー……人に会いに来た。」

「疾風兄ちゃんかっこよくなった!」

「まじ?はは!」







癒された。






意外と緊張してたみたいだけど。







「先生。」

「疾風…。大丈夫?」

「大丈夫。昔の俺とは違う。」

「それは…見ただけでわかるわ。」






さすが俺をずっと育ててきてくれた人だ。






本当の親より一緒にいた気がする。








「じゃ、こっちの部屋で待ちましょうか。」







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