双子様の恋愛
次の日、いつもどおりオーディションを受けた。




結果は後日…か。





そのまま学校に向かう。






「菜架リン!!」

「菜架ちゃん!!」

「あ、莉乃ちゃんと芽依ちゃん。」






実はあたし、ずっと友達いなかった。




どうやら、あたしは緊張したりとかしつつ笑うと極悪面になるようで。





友達になろうとしても逃げられる。





でも來堵と知り合ってからは、莉乃ちゃんと、その幼なじみの芽依ちゃんが話してくれる。





來堵パワーだね。






「オーディションだったんでしょ?どうだった?」

「…きき、聞かないでくれたら…嬉しい。」

「……わかったー。」






莉乃ちゃんはいいなって思うけど、きっと莉乃ちゃんも努力してるんだ。





芽依ちゃんだって、内気なのにモデル出来るなんてすごい。





「菜架ちゃん、頑張った結果は絶対どっかに繋がるってあたしのパパが言ってた。」

「芽依ちゃんパパ?」

「うん。パパもモデルだから…。あの…琉って言うんだけど…。」






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