双子様の恋愛
*莉乃





「ただいま!疾風は!?」

「いるから。今寝てる。落ち着きなさい。」

「咲樹菜チャン…。」

「これからご飯だから。その後弘夢も帰ってきたら話聞こうと思って。」









とりあえず、帰ってきてくれてよかった。






咲樹菜チャンがいうにはなにも変わってなかったって。







安心したよ。








「ほら、疾風呼んできて?」

「はーい。」







疾風の部屋に行くと、ぐっすり寝てた。







「疾風、ご飯だよ。」

「ん…」

「ご飯!」

「や…めろ…やめろ!」

「疾…風?」






寝言と一緒に起きあがった疾風。






すごい汗だけど…。






「疾風?」

「莉乃…。」

「ご飯だよ。行こ?」

「ん…莉乃…」







疾風が莉乃に抱きついてきた。






なんか…心配だよ?







「わり…久々にガキの時の夢見た。」

「大丈夫?」

「ん、行こ。」






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