双子様の恋愛
あの日、陽さんが疾風のケータイから連絡をくれて、弘クンの車で迎えに行った。
莉乃が部屋に入ったときには疾風はぐったりしてた。
『さっきまですごい飲んでたから。』
『なんで…。』
『だいたい考えてるとおり。』
『そっか…。』
『莉乃がいなくなったら疾風は完全に昔に戻る。だから、莉乃は着いててやってくれ。しばらく不安定だろうけど。』
あの日陽さんが言ったとおり、疾風はこんな状態。
弘クンたちもみんな心配してる。
「來堵…くんは?」
「來堵?あぁ、大丈夫だよ。そのうち戻るよ。來堵が意地はるのを止めたらね。」
「菜架ちゃんは?」
「菜架リンね~、相当暗い。」
こんなときでも他人を心配できる疾風はきっと陽さんが心配してる昔には戻らないと思う。
ただ、この不安定な状態がいつまで続くのか…。
莉乃が部屋に入ったときには疾風はぐったりしてた。
『さっきまですごい飲んでたから。』
『なんで…。』
『だいたい考えてるとおり。』
『そっか…。』
『莉乃がいなくなったら疾風は完全に昔に戻る。だから、莉乃は着いててやってくれ。しばらく不安定だろうけど。』
あの日陽さんが言ったとおり、疾風はこんな状態。
弘クンたちもみんな心配してる。
「來堵…くんは?」
「來堵?あぁ、大丈夫だよ。そのうち戻るよ。來堵が意地はるのを止めたらね。」
「菜架ちゃんは?」
「菜架リンね~、相当暗い。」
こんなときでも他人を心配できる疾風はきっと陽さんが心配してる昔には戻らないと思う。
ただ、この不安定な状態がいつまで続くのか…。