双子様の恋愛
「おい、菜架!!」

「らららら來堵!?なな、なぜ!?」

「うっせぇな!!俺が来ることくらい足音でわかれ!!」

「すすすすいませんー!!!!」






いきなり来た來堵はムチャクチャを言い出した。





なにしに来たんだか〜。






「鬼の生徒会長、そんなん無理だよー?莉乃もわかんないもん。」

「莉乃。菜架はわかんなきゃダメなんだよ!!な?」

「うえっ!?は、はい?」

「ほら。」






ホント俺様なんだから…。




しかも、自然に菜架リンの首に腕をまわして自分の方に引き寄せてる來堵。




ベタボレじゃん。





本人認めてないんだろうけど。






「行くぞ、菜架。」

「どどどこに?」

「生徒会室に決まってんだろ?」

「なんでー!?」





引きずられてっちゃった。




ほのぼのだね。






「菜架リンと來堵がうらやましいよ。」

「莉乃も頑張れば?」

「うん…。」






がんばる…か…。






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