双子様の恋愛
*菜架





「おじゃまします…。」

「菜架ちゃん、莉乃が急にごめんね。」

「え、でも一番大変なの集合場所にされた芽衣ちゃんじゃ…。」

「あたしは慣れてるから。あ、虎いるけどごめんね。」

「こちらこそすいません…。」







芽衣ちゃんの部屋に入ると完全にくつろいでる虎がいた。





すんでるの?ってくらい、くつろいでる。








「あ、いらっしゃい。」

「あ、どうも…。」






しばらく三人で雑談してると、莉乃ちゃんが到着。








「あの女、ぜったい後悔させてやる!!」

「り、莉乃ちゃん?」

「菜架リン!なに負けてんの!作戦会議だから!」

「あの、ちょっと頭がついていってないよ…?」







芽衣ちゃんが莉乃ちゃんをなだめて、落ち着いた莉乃ちゃんから話を聞いた。





玲子ちゃんってそんな感じだったっけ?







「女は変わるの。」

「そうなんだ…。」

「てゆうか、意思確認だよ?菜架リンは誰をどう思ってるの?」

「あたしは…來堵が好き。來堵があたしなんか要らなくっても、もっかい話したいよ…。」

「うん、おっけー!!」






あたしにはハッキリした答えが出た。





どうしたらいいかはわからないけど。







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