双子様の恋愛
女と部屋に入ったは良いものの…。




ヤる気しねぇ…。





「疾風…。お風呂入らないの?」

「ん…。」





風呂に入ると、ここから出たくねぇとか思った。






「疾風…。」

「はぁ!?なんだよ、ヘンタイ!!」

「ヘンタ…。」






勝手に風呂に侵入してきた女。




いきなり大胆かよ…。





まぁ、スタイルはいい。





顔もいい。





けどさ…





「まぢムリ。お前じゃイけない。」

「なっ!?じゃあ誰ならいいのよ!?」

「…中3のガキ。」

「はぁ!?もういい、帰る!!」





勝手に付いてきて勝手に風呂に侵入してきたくせに、キレて帰ったバカな奴。






はぁー…。





重症…。






電話してみようかな。







風呂からあがって、初めて「家に来て」以外で電話してみた。






「莉乃?」

「疾風!!珍しいね、こんな電話!!」

「はは、莉乃が嫌じゃなかったらこれからもするよ?」

「え…ホント?いいの!?」
「え…うん。」






冗談にされると思った。




予想外の答えに期待してる俺。



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