双子様の恋愛
それぞれの告白
*來堵
「またダメ…か。」
「ごめんね…。」
この前菜架が受けたオーディションの結果は不合格。
でも最近、俺との撮影はいい顔してるんだよな…。
「謝んなくていいから。怒ってねぇし。次がある。」
「うん…。」
悲しそうに俺を見上げる菜架。
くそっ…上目遣いはヤバイだろ!!
「緊張したか?」
「へ?」
「撮影。」
「あ…う、うん。來堵との撮影みたいにやろうって…。」
…なんでお前は俺のキュンポイントをつくんだ…。
今さらだけど…俺って菜架が好きっぽい?
「ら、來堵が一生懸命やってくれてんのに…あ、あたしダメで…。」
「もういいって。」
そう言ってから俺は菜架を抱きしめた。
自然に体が動いた。
「らら、來堵?」
「お前さぁ、オーディション何連敗中だと思ってんの?なのに、一回も泣かないで…。ダメモデルでもモデルなんだから悔しいに決まってんだろ。」
「またダメ…か。」
「ごめんね…。」
この前菜架が受けたオーディションの結果は不合格。
でも最近、俺との撮影はいい顔してるんだよな…。
「謝んなくていいから。怒ってねぇし。次がある。」
「うん…。」
悲しそうに俺を見上げる菜架。
くそっ…上目遣いはヤバイだろ!!
「緊張したか?」
「へ?」
「撮影。」
「あ…う、うん。來堵との撮影みたいにやろうって…。」
…なんでお前は俺のキュンポイントをつくんだ…。
今さらだけど…俺って菜架が好きっぽい?
「ら、來堵が一生懸命やってくれてんのに…あ、あたしダメで…。」
「もういいって。」
そう言ってから俺は菜架を抱きしめた。
自然に体が動いた。
「らら、來堵?」
「お前さぁ、オーディション何連敗中だと思ってんの?なのに、一回も泣かないで…。ダメモデルでもモデルなんだから悔しいに決まってんだろ。」