双子様の恋愛
それから向かった來堵ん家。




予想以上に…デカイ…。






「多分誰もいねぇから。入るぞ。」

「ははは、はい!!」






恐る恐る足を踏み入れた。




人の気配は…ないですね…。






「やっぱいねぇな。あがれよ。」

「う、うん…。おじゃましま…」

「たっだいまぁー。って…アレ?人形みたいな子がいるー。」

「咲樹菜。おかえり。」





ここ、この方は!!




咲樹菜さんって読んでたし、莉乃ちゃんから聞いた話だと來堵のお母さん…だよね?




超キレイ!!






「はは初めまして!!園崎菜架です!!」

「うわっ!!あれっ!?さ、さっきまで…カワイイ子が…?」

「同一人物。これでもコイツ笑ってるから。」

「えっ…笑っ…。」






言葉を失っちゃった咲樹菜さん。





ごめんなさいです…。






リビングで咲樹菜さんに事情説明。






「あははは!!菜架カワイイ!!おもしろい!!」

「そそそれは…誉め言葉ですか?」

「多分な。」





多分って…。




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