双子様の恋愛
*來堵



咲樹菜がいらんこと言うから何となく無言のまま地下に行った。






「う、わ…すごい…!!」

「だろ?家のクソ親父が、俺と莉乃のためにわざわざつくったんだ。」

「いいパパさんだね!!」

「はぁ?良くねぇよ!!ここで練習するときは、俺のじぃさん呼んできて閉じ込めんだよ!!拷問だぞ!?地獄だぞ!?」

「な、なんか…ごめんなさい…。」






あの苦しみは忘れねぇな。




あの鬼共、莉乃はカワイイらしくてデレデレだ。





男の俺にはスパルタ。





弘夢なんか、他のモデルにも優しいのに!!





まぁ、そのおかげで女みたいな俺が今の地位につけたんだけど。







「よし、やるぞ!!」

「はい!!」






撮り始めたはいいものの…。




普通は撮っていくほど良くなるよな?





なんで菜架は…






「撮っていくほど極悪度が増すんだよ!?」

「すすすすすいませんー!!」






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