双子様の恋愛
ついでに体が自然に動いて、菜架をまた抱きしめてしまった。





告白みたいなもんじゃねぇかよ…。






「來…堵?」

「…今と同じようにしようとするな。今の感覚を忘れないようにしろ。」

「わ…かったよ。」






赤くなってんじゃねぇよ…。




アホ菜架…。






ついでのついででキスしてやった。






「またチュー…。」

「うるせぇな!!」





時計を見ると、いつの間にか7時。






「もうこんな時間か。おい、菜架。」

「はい?」

「飯食ってけ。」

「えええぇぇ!?悪いからいいよ!!」

「あ゙!?食ってけっつんだよ、バカ!!」

「すすすすすいません!!じゃあ…ごちそうになります…。」






地下からリビングに行った。






「あ、菜架、來堵。おつかれ♪」





咲樹菜は飯をつくってて、莉乃は弘夢とテレビを見てる。





弘夢を見て固まってる菜架。





仕方ないか。





「もう7時だから菜架食わしてっていい?」

「当たり前じゃん。ってか、あたしだってそのつもりだったし!!」

「あ、菜架リン♪」

「菜架?ああ、さっき咲樹菜が言ってた?」

「そう!!」





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