双子様の恋愛
弘夢が立ち上がって近づいてきた。




菜架が…!!





「カワイイな、確かに。」

「だから言ったじゃん。あたしが言ったこと信じないわけ?」

「お前が言うから説得力がないの。」

「はぁ?」





つまり、咲樹菜がかわいすぎると言いたいらしい。





俺の親父はバカだ、咲樹菜バカ。






「園崎菜架です…。以後お見知りおきを…?」

「はは!!なにコイツ!!おもしろ!!気に入った♪」

「えええぇぇ!?めっそうもないです!!」

「菜架…落ち着け。」






まぁ…弘夢にも気に入られたようで…。




良かったよな?






「で、菜架リンどう!?」

「あ…し、写真…これ。」

「見せて♪………。」






菜架の写真を見た莉乃は固まった。




横から覗き込んだ弘夢も固まった。





これは…大成功?






「え、ホントに…菜架リン!?」

「う、うん…。」

「超カワイイじゃん!!ね、弘クン!!」

「あぁ。俺は菜架の極悪面見たことねぇけど…これはヤバイな。琉に見せてもいけるんじゃね?」






大絶賛。





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