双子様の恋愛
*菜架



言っちゃダメだったんだー。




まぁ、あたしも言うの恥ずかしかったからいいんだけど…。




焦る來堵かわいかったし!!





って言ったらまた怒るよね?






「つ、つーか莉乃と疾風さんこそ、お互いの好きなとこ言ってみろよ。」






らら、來堵が反撃に出た!!




だけど、莉乃ちゃんたちのが一歩上だった…。






「疾風はねー、優しくて強いとこと、ちょっとズレてるとこ!!あとはやっぱキスかな♪」





きっ!?




チューじゃなくて、キス!!





「あぁ、俺も莉乃とのキス好き。あとはやっぱカワイイし、ワガママとかも含めて全部好きかな。」






ラブラブだぁ…。




大人な2人!!





來堵を見ると、ビックリしてる。





たしかに、こんなハッキリ嫌がりもせず言われたら反撃もクソもないよね…。






「なんか…ごちそうさまでした…。」

「來堵ざまみろ♪」

「あ、でもまだキスまでしかしてないから安心してね、來堵くん。」

「別に莉乃初めてじゃないからいいのにー。」

「ダメでしょ。ねぇ、來堵くん?」

「いや…まぁ、その通りだけど菜架には刺激強いからやめろ…。」



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