双子様の恋愛
う…やっぱり…。





「いてっ…。」

「どどどどうしたの!?」

「ただの成長痛だ。大丈夫。」

「そっか…。」






來堵は…背がどんどん伸びてて、半年前までは同じくらいだった背が、今はあたしが見上げてる。





髪も伸びて、カワイイ面影はなくなったけど、なんてゆうか…色気が…。





だから最近、來堵が違う人みたいで…ドキドキが止まらないのです。






「今日仕事は?」

「撮影が一本だけだよ。」

「ふーん。じゃあ見に行く。」

「わかった………えぇ!?」

「その後遊ぶぞ。」






これは…でぇと…ですか!?




そういえば、朝一緒に登校も初めてだ…。





半年経つのにチュー止まり…。






「いや、普通登校とかから始まるから。」

「ななな!?心…読ん…」

「でねぇから!!わかりやすいだけ。」






そ、そうなんだ…。





ってか、え?




あたしって順序間違ってるの?






なんて考えながら歩いてたら、手に温かい感触…。





「へ!?」





あ…來堵と手つないでるんだ…。





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