X'mas☆stories


約束の時間よりも1時間早く着いてしまった。



すでに外は真っ暗で、公園のベンチも寒々しい。


ベンチに腰をかけたあたしは、夜空を見上げた。



どんよりとした雲が空を覆って、今にも雪が降りそうな感じだ。






「ホワイトクリスマス、か。」








篤人のほうはどうなったんだろう……。

まぁ、そこそこモテるから、オッケーでももらって、スキップしながら帰ってくるんだろう。




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