X'mas☆stories


「それにしても、飯塚さん、たまたま俺が早めに店に来て開けといたからまだよかったものの、何でそんなことになったのか話せる?」

「……実は、1ヶ月くらい前から、なんか後ろに気配を感じてたの。」

「そんなに長い期間も!?
警察には言ったの?」



「ううん。
一度、肩を掴まれて、警察に言ったら、一生外にでられない顔にするぞって言われた……。

俺は常に優華ちゃんを見ている。
いつか君が俺に惹かれて、俺たちは付き合うんだよ。って」


「…………他にも何か嫌がらせとかは?」

「ポストにあたしの写った大量の写真を入れていったり、1週間に二度のペースでプレゼントを送られたり……。」





どんだけだよ……。

ぜってぇゆるさねぇっ。














「飯塚さん。俺が今日家まで送る。
男がそばにいれば近づかれにくいと思う。警察には俺が言うよ。そうすれば相手は何も知らずにすむから。」




「………ありがとう。」




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