‡Promise‡
『えっ?』
 
 
指名されたテーブルに付き、挨拶し、顔を上げてびっくりした。
 
だって“ユウヤ君”に…昔好きだった人にそっくりだったから。
 
その男の隣には、いつもの見慣れた顔がポカンとアタシを見つめていた。
 
 
「雛ちゃん〜。コイツが若くてハンサムだからって見つめ過ぎだよー!俺ももう少し若けりゃアタック出来たのになぁ(笑)」
 
「そんなに見つめてました〜?(笑) 村上さんだって若じゃないですか。アタシ村上さんくらいの年の方って、凄く魅力感じますよ」
 
「そうかい?嬉しい事言ってくれるねぇ」
 
「いえ、本当の事言っただけですし。それはそうと、こちらの方は…」
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