―先輩― だいすき (完)




4日間は、本当に地獄のようだった。




くるはずのないメールをずっと待っていた。




今まで学校の外で起こったことに対しての感情はあまり出さなかったけど、





今回は無理だった。





みんなに大丈夫?って声を何度もかけられた。




私そんなにひどい顔してたかな?





どんな時も学校では明るくいたい。それが私のモットーだった。





その自分のモットー何てどうでもよくなるくらい




不安だった。




苦しかった。





哀しかった。





寂しかった。





―――――


ようやく、長い4日間が終わろうとしていた。



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