―先輩― だいすき (完)





あかねに真実を告げてから




不安材料が1つ消え、なんだか楽になった。






だから、あかねに隠さずに会える。



もちろん電話だってできる。





毎日が楽しくて幸せだった。




先輩と付き合えるんじゃないかって





無理なこの願いも、現実になりつつあるんじゃないか、なんて





錯覚もした。





ううん。あれは錯覚なんかじゃなかった。



< 84 / 116 >

この作品をシェア

pagetop