気分 短編
「あのっ…拓真先輩っ…
私っ…2年前に先輩が傘を貸してくれた時からすきでした!」
とうとう 言ったよ…
返事はどうでもいい…って言ったらウソになるケド…
言ったよ…
『えっ…マジ…?』
ん…? この反応はガチで振られるパターン?
『何だよ…』
うわっ…振られる…
『俺から言いたかったのに…』
えっ…?
『恵ちゃんが合格しててもしてなくても告白するつもりだったんだ。』
なっ…!?
『恵ちゃん。 俺は2年前に傘を貸したトキはもうすでに恵ちゃんのコトは知ってたよ。』
えっ…
『傘を貸す前から好きでした。付き合ってくれない?』
“付き合ってくれない?”今までで何より一番嬉しい言葉だよ…!
『答えは?』
「YESですっ! 先輩っ…」
私はそう言って先輩に抱きついた。
『拓真でいいのに…な』
「じゃあ拓真! 幸せにしてね!」
『とーぜん♪』
* *
受験番号
5989
告白した場所
47
5989 47
こくはく しな
告白しな…