気分 短編
いつも隣にいてくれた君。
優しかった君。
トキには厳しく叱ってくれた君。
いつでも助けてくれた君。
守ってくれた君。
どこにもいない。
何で??
隣にはいないの??
あなたは私の手の届かないトコに行ってしまった。
行かないでよぉ…
私を置いていかないで…
でも自殺する勇気なんかない私。
今でも思い出す。
あなたの温もり。
あなたの声。
あなたの優しさ。
あなたの厳しさ。
あなたの笑顔。
バカバカ…戻ってこいよぉ…
『おい!!いつまで泣いてるつもりだ!?』
…!?
部屋に差し込む光。
そこに立っているのは……
波…月…??