Sweet Sweet Christmas
君の指先に夢を見て
*悠夜side*
大学3年の冬。
俺は今日もピアノのある練習室に籠っている。
「んー…思ってたよりも難しいな。
って相手が相手だから余計か…。」
これを見せる…というか、渡す相手はプロ中のプロだ。
誤魔化しはきかないし、甘えも妥協も許されない。
俺はまた鍵盤に指を滑らせる。
そして書き直す。
その繰り返しだ。
「…っと…これで完成だ。
通して弾いてみるか。」
12月23日。
先生に頼みこんで練習室を開けてもらった甲斐があった。
ようやく…完成した。
大学3年の冬。
俺は今日もピアノのある練習室に籠っている。
「んー…思ってたよりも難しいな。
って相手が相手だから余計か…。」
これを見せる…というか、渡す相手はプロ中のプロだ。
誤魔化しはきかないし、甘えも妥協も許されない。
俺はまた鍵盤に指を滑らせる。
そして書き直す。
その繰り返しだ。
「…っと…これで完成だ。
通して弾いてみるか。」
12月23日。
先生に頼みこんで練習室を開けてもらった甲斐があった。
ようやく…完成した。