Sweet Sweet Christmas
* * *
話は11月の頭まで遡る。
「ねぇ晴輝!!見てっ!!コレ…。」
そう言って、腕を引っ張られて見せられたものはある店のショーウインドウ。
「かわいいー♪ねっ!!これ、可愛くない?」
「え?」
「このネックレス!!」
梨亜が指をさしたのはリングのネックレス。
とてもシンプルなデザインで一つだけ宝石?みたいなものが組み込まれている。
それがピンクと薄いブルーでいかにもペアって感じだ。
「名前も入れてもらえるんだー…なんかいいね、そういうの♪
それに…って高っ!!」
「…いくら?」
「44900円…。」
「4万!?」
「4万なんて無理無理ー…あたし、バイトしてないし。
あーあ…残念…。」
いきなりテンションがガクっと落ちた梨亜。
「久々になんかすっごく気に入ったデザインだっただけに惜しいなー…
やっぱりあたしの目に留まるようなモノはそれ相応の値段がするってことなのよねー…。」
「はいはい。」
「なによーその言い方!!」
話は11月の頭まで遡る。
「ねぇ晴輝!!見てっ!!コレ…。」
そう言って、腕を引っ張られて見せられたものはある店のショーウインドウ。
「かわいいー♪ねっ!!これ、可愛くない?」
「え?」
「このネックレス!!」
梨亜が指をさしたのはリングのネックレス。
とてもシンプルなデザインで一つだけ宝石?みたいなものが組み込まれている。
それがピンクと薄いブルーでいかにもペアって感じだ。
「名前も入れてもらえるんだー…なんかいいね、そういうの♪
それに…って高っ!!」
「…いくら?」
「44900円…。」
「4万!?」
「4万なんて無理無理ー…あたし、バイトしてないし。
あーあ…残念…。」
いきなりテンションがガクっと落ちた梨亜。
「久々になんかすっごく気に入ったデザインだっただけに惜しいなー…
やっぱりあたしの目に留まるようなモノはそれ相応の値段がするってことなのよねー…。」
「はいはい。」
「なによーその言い方!!」