Sweet Sweet Christmas
【晴輝side】
ゆっくりと背後から足音が近づいてくる。
振り返ると…
「梨亜。」
「晴輝…。」
妙な気まずさが俺たちを包む。
それもそのはずだ。
だって最後に顔を合わせたのは、あのカフェだったんだから。
「なんだか…久しぶりにちゃんと顔…見れた気がする。」
「だってそれは…晴輝がバイトなんかするからだもん。」
「バイトしてたの…言わなかったのはごめん。
だけど言えなかったんだ。
バイト代の使い道は…コレだったから。」
「え?」
「クリスマスプレゼント。
梨亜の分はそれ。」
「あ…開けていい?」
「うん。」
ゆっくりと包みを開ける梨亜。
「えっ!?これって…。」
「前に梨亜が欲しがってたやつ。
梨亜が何か欲しがるなんて今までなかったから、どうしても欲しかったんだ。
でもそのためには稼がなきゃなんなくて。
気に…入った?」
俺の言葉に、梨亜はコクンと頷いた。
「晴輝の分は…?」
「今付けてる。」
「ホントだ…。」
俺の首にかかっているリングをじっと見つめる梨亜。
ゆっくりと背後から足音が近づいてくる。
振り返ると…
「梨亜。」
「晴輝…。」
妙な気まずさが俺たちを包む。
それもそのはずだ。
だって最後に顔を合わせたのは、あのカフェだったんだから。
「なんだか…久しぶりにちゃんと顔…見れた気がする。」
「だってそれは…晴輝がバイトなんかするからだもん。」
「バイトしてたの…言わなかったのはごめん。
だけど言えなかったんだ。
バイト代の使い道は…コレだったから。」
「え?」
「クリスマスプレゼント。
梨亜の分はそれ。」
「あ…開けていい?」
「うん。」
ゆっくりと包みを開ける梨亜。
「えっ!?これって…。」
「前に梨亜が欲しがってたやつ。
梨亜が何か欲しがるなんて今までなかったから、どうしても欲しかったんだ。
でもそのためには稼がなきゃなんなくて。
気に…入った?」
俺の言葉に、梨亜はコクンと頷いた。
「晴輝の分は…?」
「今付けてる。」
「ホントだ…。」
俺の首にかかっているリングをじっと見つめる梨亜。