Sweet Sweet Christmas
「あっ…あたしが中心なのはあたりまえでしょ?
このあたしが彼女なんだから!!
っていうか晴輝!!」

「ん?」

「ちゃんと責任取ってよ!!」

「へ?何の責任…?」

「あたしに寂しくてみじめな想いをさせた責任に決まってるでしょ?」

「な…何すれば…?」

「そんなの自分で考えてよ!!」

「んー…。」


『自分で考えろ』っつったって…何も思い浮かばない。
何をしたら梨亜が喜ぶ…つーか機嫌直してくれるんだろ…?
でもまず、原因は俺が梨亜を一人にしたこと…なんだから…









「うち、泊まる?」

「へっ?」

< 48 / 65 >

この作品をシェア

pagetop