Sweet Sweet Christmas
* * *


「梨亜ー…?」


リビングに見当たらない梨亜を探す。
そしてゆっくりと自室に入る。


「梨亜…?」


すーすーと規則正しい寝息が聞こえてくる。


「俺のベッドでこんな図々しく寝れんの、梨亜だけだろ…ホント…。」


そんなことを言いながら、ベッドに腰を下ろし、梨亜の頭を撫でる。




「ま、この寝顔がある意味プレゼントだよな。」


そう呟いて梨亜の唇にそっとキスを落とした。



「おやすみ…梨亜。」





*『初給料の使い道』END*

< 50 / 65 >

この作品をシェア

pagetop