Sweet Sweet Christmas
* * *


「出来たっ…!!」

「上手く出来たじゃん。
でも、1個残ってる。最後の仕上げがね。」

「最後の仕上げ…?」

「理沙子、昨日見たツリーの一番上に何があった…?」

「一番…上…。」


記憶を手繰り寄せる理沙子。
そして何かを閃いたらしい顔をする。


「大きな星…。」

「そう。はい、これ。てっぺんに付けて、完成だよ。」


俺は理沙子に、一番上に乗せる星を手渡した。
そして…








「きゃっ…!!」


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