私たちを救った不良少年
「お前らは、まだ俺と一緒にいたいか?」
「もちろんです!」
「当たり前じゃないですか!」
「香織さん、俺総長やって思いやられました、香織さんじゃなきゃ俺たちはまとまらねぇって!」
こいつらは・・・・・。
「んでも、俺はここを一回抜けてるんだ・・・・。なのに、なぜ?しかも俺は女なんだぜ・・・・。」
「男とか女とか関係ないっすよ!俺らは香織さんだから付いてきたんです・・・・。」
泣かせてくれるぜ・・・・。
「わかった。俺は、今日からまたお前らとともに行動する。いいな、野郎ども!」
「「「「おっす!!」」」」
あたしは、この日からまた薔薇組み総長に戻った・・・・・。
だが、この時のあたしは知らなかった・・・・・。
龍ってやつとまた合うことになるとは・・・・。