完璧男子
「優枝ちゃんにしつもーん!! 今から俺らと楽しいことするかー…それとも優枝ちゃんにいっぱい質問するか、選ばせてあげる」


「え…」




 楽しいこと?




 質問?





 何を選んだら安全なのか全然わかんない。





「10,9,8,7,6,5,4,3,2,1…time up!!」

「…?」


「俺らの好きにさせてもらうってことでー…」




 そう言うと私を抱きかかえて壁と壁の間にいれられた。




 後ろも壁で逃げることは無理そう。





 どうしよう…。





「じゃ、いただきまーす!」

「次俺なー」

「その次俺ー」



「おぅ!!」




 上に着ていた薄いパーカーを脱がされた。



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