完璧男子
 パーティー会場につくともうたくさんの人がいた。



 無意識に蓮を探しちゃう。





 ――――――あ…いた…



 黒いスーツを着て偉そうなおじ様と話している蓮。





 しばらくして話し終わったのかその場を離れてこっちに向かってきた。






「ご無沙汰してます」


 私の前で止まってパパと話しだした。



「いつも優枝の面倒を見てもらって悪いね」

「いえ…俺も見てないとひやひやして…」

「やはりか…すまないね…鈍感で…」

「承知の上です」



 蓮…敬語なのに…すごく失礼なことを言ってるのは気のせい?





 話し終わるとパパとママはあいさつに行くと言って奥に入って行った。





 私と蓮は2人で近くにあった椅子に座った。




< 136 / 506 >

この作品をシェア

pagetop