完璧男子
「そっ、そうですか…よかった…」

「蓮のことが好きなんですか?」

「はぃ////// 一目ぼれしてしまって…」

「そぅ…」



 果菜実さんはすごく大人っぽくてキレイ。




 茶髪のきれいな髪は輝いてて小さな顔にちょこんとある鼻と口。



 目だけは大きくて…美人。





 こんな人に敵わないよ…。




「優枝さんは…蓮様のことがお好きなんですか?」

「…はい…」

「そう…なら…」



 一瞬に睨まれた気がした。






 え…?




 気付くと後ろにあった池に落ちていく自分。




 手が伸びていて薄気味悪く笑っている果菜実さん。





「邪魔よ?」




 最後にそう言って人込みの中に消えていった。






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