完璧男子
「お待たせっ」
階段から夕菜ちゃんが降りてきた。
私は歩夢君に腕を借りて立つ。
自分でも大丈夫じゃないって言うのが伝わってくる。
「―――――えーーー…~~」
理事長先生が何かを喋ってるけど…全然入ってこない。
駄目だなぁ…。
横には蓮が座ってるのに、全然目が合わない。
いつもなら意地悪してくるのに…。
髪をなでたり、ほっぺをつねったり…。
どうしてかな…?
なんで喋りかけてくれないの?
目を合わせてくれないの?
――――嫌いになっちゃった?
階段から夕菜ちゃんが降りてきた。
私は歩夢君に腕を借りて立つ。
自分でも大丈夫じゃないって言うのが伝わってくる。
「―――――えーーー…~~」
理事長先生が何かを喋ってるけど…全然入ってこない。
駄目だなぁ…。
横には蓮が座ってるのに、全然目が合わない。
いつもなら意地悪してくるのに…。
髪をなでたり、ほっぺをつねったり…。
どうしてかな…?
なんで喋りかけてくれないの?
目を合わせてくれないの?
――――嫌いになっちゃった?