完璧男子
 俺はすぐに病院に戻ると優枝は普通の病室に移っていた。




「意識戻る確率高くなったって」


 歩夢がにっこり笑った。



「よかった…」





 俺はどれだけ決意しても優枝を守れねぇのかな?





 そう思った瞬間…



「蓮っ!!」



 バンッ!!


 と、机をたたく音が響いた。




「あっ、歩夢!?」


 橘が驚いてる。




「またくだらねぇこと考えてるんじゃねぇよな!?」

「あ?」

「優枝ちゃん守れねぇとか…俺のせいだとか!!」



 なんでばれてんの?



 意味わかんねぇし。









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