完璧男子
甘い時間
蓮の部屋に入って資料を広げる。
「うっわ…たくさん~…」
「俺らの式は結構大変だからな?」
私を引っ張って足と足の間に座らせた。
「ねぇ…蓮?」
「ん?」
「私たちの結婚に不満な人いるかな?」
「…さぁな…わかんねぇけど…祝ってくれる人がいるんだからいいんじゃね?」
そうだよね。
私たちの周りはみんな祝ってくれてるんだ。
「優枝、ちょっと休憩しよ」
私を抱き上げて蓮と向かい合わせにした。
「ちゅーしていい?」
ゆっくり頷く。