禁断ラヴ
あたしと隼人

「…那……華那っ!!」




ん?なんか呼ばれてる....





「華那おきろっ!もう8時だぞ!!」



隼人…………?





――…ガバッ





「うそぉ!やばい、遅刻ぢゃん;」





「早く飯食って行け!!ぢゃな。」







隼人は階段を降りていく。






「あーどうしよ!朝ご飯いいや。」






そう言いながら急いで制服を着る。




化粧だけはバッチリしたけど…笑


「行ってきまーす。」



誰も居ない家に向かって叫ぶ。


両親はぁたしと隼人をすっぽかして2人で旅行に行っている。




ちなみにぁたしと隼人は双子。




隼人が双子のお兄ちゃん


玄関で靴をはいていたとき――




「おっせえなぁ。早くしろっ!」





と隼人が顔を覗かせた。




「はっ隼人?!なんでいるの?」






「………なんでもだよ!!」






「よくわかんないけど、ありがとう☆」






「…っ……ほら行くぞ」



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