禁断ラヴ

「もっと早く歩けよ！！」




隼人に何回も怒られながら学校へ着いた。



隼人はＣ組、ぁたしはＡ組だ。


「ぢゃなっ！」


「うん、ありがとう！」




軽く言葉を交わし、別れる。












――…ガラッ







「すいませーん！遅刻しました！！」







「市原ぁ！！お前また遅刻かっ！！」

当然、担任に怒鳴られる。





「すっすいません！！」




「ほらっ早く席つけ！」




「はいっ；」




あーまた怒鳴られちゃった；




「華那遅い～！つまんなかったあ！！」



後ろの席の美鈴(みれい)が文句を言ってくる。




整った顔立ちにスラッとした手足。
完璧な美人…
そしてぁたしの自慢の親友。




「ごめんねー！寝坊しちゃった；」





「華那、遅刻多すぎ～！！」





「あは、ごめんごめんっ」




そんな話をしていると授業が終わった。





――…キーンコーン



「あ～やっと終わった！華那っ屋上行こ！！」